Carpet Life VOL.128 ムートンラグのお手入れ方法

皆さまこんにちは、ラグモアの神田です。
 
11月に入り、過ごしやすくゴロゴロするのに気持ちがいい季節になってきました。
 
ゴロゴロするといえば、やっぱりフローリングにはラグやカーペットが欲しいところですよね(^^)
そこで今回は、その中でもあたたかな肌触りが大好評のムートンラグのお手入れ方法についてご紹介します!
 

ムートンラグの特徴


▲ニュージーランド産・本物の長毛ムートンラグ<メリーさん 140x180cm>

 
当店で取り扱っているムートンラグ<メリーさん>は、上質なニュージーランド産の羊皮を100%使用した豪華でぜいたくなムートンラグです。

サイズにより最大6匹の皮を繋いではいますが、1匹分は継ぎ目のないしっかりとした作りなので、他ではあまり見られないクオリティをお楽しみいただける逸品です!
 

遊び毛が出にくく、ヘタレにくい!

本物の羊の皮と毛を使った天然のムートンは、遊び毛が出にくく、へたれにくいウールが魅力です。
 
使い始めに、遊び毛が気になる場合がありますが、製品の加工工程で残ったわずかな毛が浮いているだけですので、それ以降はほとんど出てこなくなります。

オールシーズン快適に気持ちよく使える!

ウールは吸湿発散性と保湿性にも優れているので、寒い冬だけではなく暑い季節でも年中快適に気持ちよくお使いいただけるアイテムになっています。

なにより、ゴロゴロと寝転んだときのふんわりとした肌触り!!
これこそがムートンラグの最大の魅力です♪

ほおずりしたくなるような心地の良い感触や撫でているだけで心が落ち着く快感を知ってしまうと、手放せなくなること間違いなしです!

日頃のお手入れ方法

天然素材とはいえ、やはり長く使うものですので徐々に繊維が絡まってへたってきたり、少しずつ汚れが見えてきたりというところは逃れることが出来ません。

ムートンラグと長くお付き合いいただくためには、日々のメンテナンスがとても重要になります。
 
ということで、当店でもお問い合わせいただくことが多いメンテナンス方法をご紹介します。

洗濯機でのお洗濯は?

本物のムートンは天然の皮と毛を使っているためご家庭の洗濯機でのお洗濯はNGです。

「洗濯の出来るムートンラグ」も有るかと思いますが、それは恐らく「ムートン調/ムートン風のラグ」になります。
 
天然素材の本物は洗濯機の丸洗いは適していませんので、形が変わったりゆがんだり、大量に毛が抜けてしまったり、最悪その毛が絡まって洗濯機の故障につながる恐れも……。
 
じゃぶじゃぶと洗ってキレイにしたい気持ちはありますが、素材に合わせた適切なメンテナンス方法をしっかりと確認しておきましょう。

毛並みのケア方法

ムートンラグのふんわりした肌触りを長持ちさせる&復活させるには、ブラッシングがポイントです。

ラグモアのムートンラグ<メリーさん>も天然のウール(羊毛)素材ですので、時間経過とともに繊維が絡まりあう状態に戻ろうとすることがあります。
そのため、フワフワ&サラサラな毛並みを維持するためにはこまめなブラッシングを忘れないでください
 
<ブラッシングのポイント>
なるべく奥の方にもブラシが届くように周りを手で押さえて、毛の根元から毛先に向かって細かくブラッシングをしましょう。
これにより、絡まった毛や倒れている毛を起こすことが出来ますので、その素晴らしい肌触りを長く保つことができます。

ホコリを取る方法

ホコリを取るにはブラッシングも有効ですが、なかなかブラシだけでは完全には取れにくい……。
 
そんな時、気になるからと勢いよく掃除機やコロコロを使うのはオススメ出来ません。

掃除機を使う場合は、先の細いノズルなどに差し替えて細かく吸い出すようにしましょう。
通常の掃除機ヘッドのまま使うと、ローラーに毛が巻き込まれたり吸われてしまうので注意してください。
 
コロコロも粘着力の強いものだと、きれいな毛まで抜けてしまうので、こちらもご使用の際はご注意ください。

ニオイのケア方法

羊毛・羊皮を使っている上で気になるのがニオイです。
 
天然素材の為どうしてもニオイは出てしまいますし、湿気を吸ったり湿度が高くなるとそのニオイが強くなってしまいます。

ニオイが気になる場合のケア方法は、天気のいい日に陰干しをしてみてください。
風通しを良くすることで、湿気が抜けてニオイが和らぎます。
 
<干す場合の注意点>
干す場合の注意点としては直射日光があたらないようにしましょう。
長時間干したり直射日光が当たってしまうと、毛が痛んだり変色してしまうことがありますのでご注意ください。


 
<プラスのおすすめケア>
日陰干しをするときに一緒に裏面(羊皮側)をたたくことで、毛の隙間に隠れたホコリを取る事も出来ます。

陰干しをする際には必ず行ってほしいところですが、あまり強く叩くとダメージを与えてしまうので、優しく扱ってあげてください(^^)

ムートンが汚れた時のケア方法

ムートンラグが汚れた場合には先ほどの通りお洗濯は難しいので、手洗いで対応する必要があります。
 
<手洗い方法>
①まずは濡れタオルでシミ抜きをする

湿らせたタオルでその汚れをポンポンと叩いてシミ抜きをしましょう。
ゴシゴシとこすってしまうと繊維が抜けてしまったり汚れが広がる恐れがあるので、
優しく叩くイメージで行ってください。

 
②ぬるま湯で汚れを浮かせる
それでも汚れが取れない場合は、ぬるま湯を使って汚れを浮かせて流しましょう。
とはいえ、浸けるほどのお湯を使ってしまうと皮が歪んでしまうので、
少しずつ濡らして、きれいなタオルを使って優しく叩いていきましょう。
汚れをタオルに移していく感じです。


 
③それでも取れないときは中性洗剤
ぬるま湯でも取れない時は衣類用中性洗剤の出番です。
こちらも直接かけてしまったりしてはいけませんので、薄めた上でタオルに付けて、軽く叩いて汚れを移していきます。

洗剤を使った時はそのままにしていると残った洗剤が悪い影響を与えてしまうので、湿らせたタオルでしっかりと水拭きするのを忘れずに。


 
④専門のクリーニング業者へ依頼する
それでも取れないという場合や、どうしても洗濯をしたいというときは、専門のクリーニング店に相談てみましょう。

ムートンラグは羊の皮と毛が素材ですので、一般的なクリーニング店では扱いが難しいものです。
その為、特殊なクリーニングができる専門のお店にお願いをする必要があります。

インターネットで「ムートンラグ クリーニング」で検索をすると、いくつか見つかりますが、小さいサイズでも3,000円ほど、大きいものだと1万円以上かかる高額のクリーニングになります。
それだけのお値段を出すとなりますと中々の決心が必要です。
当店のムートンラグの価格と見比べていただき、新しいムートンラグをお買い換えいただくのも良いかもしれません。
 
 

ラグモアではニュージーランド産の上質な羊皮・羊毛を100%使用したムートンを、ラグやチェアパットなど様々なサイズで3,520円(税込)からご用意しております。
 
カラーバリエーションも複数ご用意しておりますので、ムートンラグをお持ちの方も検討中の方も、ぜひご覧くださいませ。

▼ムートンラグ&マット特集はこちらから▼

まとめ

いかがでしたか?
 
ムートンラグは天然の羊の皮と毛を使っていますので、時間が経つと元の状態に戻ろうとすることもあり、絡まったりくっついたりということはどうしても起こります。

ブラッシングや陰干しでこまめにメンテナンスをしていただくことで、長くお使いいただける上質&魅力的な商品です!
 
今回ご紹介したメンテナンス方法をお試しいただき、お客様の生活に長くお付き合い出来れば幸いですm(_ _)m
 
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは、次回もお楽しみに(^^)