Carpet Life VOL.133 もう失敗しない！ラグをコインランドリーで洗濯するメリットと注意点

家庭用洗濯機の容量は最大で14kgです。
しかし、洗濯機のもつ洗浄力を発揮しきるのは、洗濯槽容量に対して6～7割が最適な量と言われています。

一方、コインランドリーの洗濯機は、10～22kgの種類があります。

そのため、かさ高・サイズが大きいものがあるラグやカーペットは、自宅の洗濯機よりもコインランドリーの大型洗濯機を使用することで、しっかりと洗い上げることができます。

コインランドリーでの洗濯は、たしかにおうちの洗濯機で洗うよりも費用はかかってきます。

ただ、ドライクリーニングと比べると、費用は約1/3程度に済ますことができるので、洗濯機OKのラグであればコインランドリーをご利用してみてはいかがでしょうか。

 
＜＜料金の相場目安＞＞
【ドライクリーニング】
1畳あたり：1600円～
【コインランドリー】
1畳サイズ・・・11kg~16kg：600円~800円
2~3畳サイズ・・・17kg~24kg：1000円~1200円
6畳サイズ・・・25kg~32kg：1100円~1500円
 

『おうちの洗濯機を長持ちさせるってなんで？』と唐突に思うかもしれません。
しかし、意外にも大事なことで、ご自宅でラグを洗うことができるとしてもその負荷で壊れてしまっては元も子もありません。
 
洗濯機は決して安くない家電ですし、大切に長持ちさせたいですよね。
 

前述にもありましたが、洗濯機にはそれぞれ適正容量があり、6~7割程度と言われています。
その容量をオーバーして使用することで、洗濯機に負担がかかり、故障に繋がります。
コインランドリーはたしかに自宅洗濯よりも高くつきますが、洗濯機を負荷から防ぐというポイントにおいて有効な手段です。

 
まず、最初に知っておきたいポイントは
『洗濯したいラグ・カーペットがそもそも洗濯機にかけて良いものか』という点です。
そのためには『洗濯表示を確認する』ことが重要です。
ラグの裏面や側面にある品質表示を確認していただき、
図にある『洗濯機で洗えます』のマークがついているラグはは洗濯機やコインランドリーで洗うことができます。
 
 
ただし、コインランドリーに設置してある乾燥機に関しては、業務用で強力なので、ラグやカーペットが傷んでしまう可能性もあります。
完全に乾ききるまで乾燥させるのではなく、低温または中温である程度乾いたらご自宅で乾ききるまで干し直ししていただくのがおすすめです。

ラグの隙間には、ほこりや食べかすなどの汚れが入り込んでいます。
このような汚れは、水分を含む前にきれいにした方が効果的に洗うことができます。
 
 
粘着シートのコロコロや軽く掃除機をかけることで埃やごみを取り除いてください。
毛の流れに逆らうよう（反対方向）に掃除機をかけると奥のゴミが取れやすいです。
また、外でパタパタと裏面から叩いてパイルに入り込んだゴミを落とすと尚良いでしょう。

 
ラグやカーペットの洗濯の際は、【洗濯ネット】をご使用ください。
ネットに入れることで、型崩れを防止することだけでなく、摩擦が少なくなり、繊維の毛羽立ちや抜け毛を抑えることができます。
 

ナチュラルなリーフモチーフなので、シーンを問わずお使いいただきやすいデザインです。

更に低ホルムアルデヒドなので小さなお子様がいるご家庭でも安心いただけます♪