Carpet Life VOL.115 効果的なラグのダニ対策とは？？

 
ダニは高温・多湿を好み、温度が25℃前後、湿度が65%以上の環境で繁殖が活発になります。
そのため、日本の梅雨～夏にかけては、ダニが繁殖しやすい気候となってしまうのです。
 
ダニはアレルギーの原因となるだけではなく人を刺す場合もあるため、薄着で過ごすことも多いこの時期は特に気を付けたいですね。
 

ダニの栄養源は、主に人間の出す食べかすやフケ・垢などをエサとしています。
そのため、人が生活する空間はきちんとお掃除をしないと、ダニにとって過ごしやすい場所となってしまいがちです。
 

ダニが繁殖しやすいポイントの３つ目は隠れる場所があることです。 
ダニは高温多湿を好むため、布団、ラグやカーペット、ぬいぐるみなど気温や湿度を保ちやすい素材の中に潜り込み、繁殖します。
 

 
生きているダニは掃除機などで吸い取ろうとしても、繊維などにしっかりとしがみついているので除去することは難しいといわれています。
そのため、ダニを取り除くには、まず死滅させる必要があります。　
 

【ダニの駆除方法】
ご家庭でも簡単にできるダニの駆除方法は、高温のスチームアイロンや衣類乾燥機などで死滅させるというものです。
ダニは熱に弱く、60℃以上の高温下では一瞬で死んでしまうので、スチームアイロンをあてることで死滅させることができます。

このとき、ラグの表面に直接アイロンをあてるのではなく、アイロンをラグから少し浮かせた状態であてるようにしましょう。
ラグの素材によっては、高温の刺激に対応していない素材もあるので、品質表示などをしっかりと確認してください。また、品質上スチームを当てても問題ない場合でも、まずは目立たない箇所で試してから行うようにしましょう。
 
そのほか、くん煙殺虫剤などの殺虫剤を使うのも効果的です。
しかし、こちらの方法はペットなどがいるご家庭では使用方法に注意が必要ですので、殺虫剤の使用方法や条件などをしっかりと確認してご使用ください。
 

そして２つ目のダニ退治のポイントは死滅させたダニの死骸を除去することです。
せっかくダニを死滅させても、その死骸やダニの糞をそのままにしておくと、空気中に舞い上がってアレルギーの原因となったり死骸を栄養源として新たなダニが繁殖してしまいます。
 
【効果的な除去方法】
ダニの死骸の除去には掃除機が有効です。
死んだダニは生きている場合とは違い、掃除機などで吸引しやすいので、しっかりと除去できます。

このとき大切なのが、掃除機はゆっくりとかけること。
掃除機を押しつけるのではなく、掃除機をかける方向などを変えながら同じ部分に何度もかけることでしっかり吸い取りましょう。
また、ラグの表面だけではなく、裏面にも掃除機をかけることで徹底して除去するようにしましょう。
 

 
 
３つ目に大切なのは、ダニが繁殖しやすい環境をつくらないこと！ 
せっかく一度ダニ退治が成功しても、ダニが過ごしやすい環境をつくってしまうと、またダニは繁殖してしまいます。
そのため、ダニが繁殖しにくい環境を維持することがとても大切です。
 
・こまめな掃除でラグを清潔に保つ。
・定期的な換気で通気性を良くして湿気をためこまない。
・忌避剤などでダニを寄せ付けない。
・防ダニ加工の素材のラグを取り入れる。
 
このようなポイントを押さえて、ダニの過ごしにくい環境を整えましょう。

－2℃の体感温度を実現！接触冷感ラグ。
ダイヤのようなモチーフが洗練された印象です。
ダニを寄せ付けない防ダニ加工で、アレルゲンの心配が少なく安全性が高い薬剤なので肌に触れても安全。

抗菌機能により、繊維状の菌の数も減少させます。
裏面は、室内の騒音を遮音する防音機能をプラスし、清潔・安心の快適ラグです。

光沢感のあるループパイルでモロッカンモチーフを表現しています。
手触りが優しく、ナイロン素材を使用しているため長く使える丈夫なラグです。
防ダニ加工に加え、耐熱加工で床暖房＆ホットカーペットの上にも敷くことが出来ます。

手描き感のある多色ラインが華やかな印象で、ぬくもりを感じるデザインのラグです。
ベースのホワイトとカラフルなラインの組み合わせが、お部屋を明るく柔らかい印象にしてくれます。

裏面は滑り止め加工されており、床暖房＆ホットカーペットとの併用もOK。

お持ちのラグや「防ダニではないラグでもダニ対策をしたい」という方におすすめのアイテム！
純天然素材＜松ヤニ＞と＜植物エキス＞を100％使用しているので、長期間安心してお使いいただけます。
厚さ0.3ミリなのでラグの下に敷いても違和感がなく、ハサミで簡単にフリーカットも可能です。
床暖房・ホットカーペットとの併用もOKなので、オールシーズン活躍してくれます！

ペーパータイプの防ダニシートなので、和室の畳とござなどの上敷きの間にも違和感なく敷いていただけます。
また、敷くだけで床下からのすきま風をシャットアウトすると同時に、紙自体が持つ保温性を発揮します。
ハサミで簡単にフリーカットしたり、折ることで簡単にサイズ調整が可能です！