モロッコに住む日本人の現地コラム  vol.58

皆さまこんにちは!
モロッコ現地からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります!

 

【 モロッコのデーツ。 】
こんにちは!モロッコ在住のユキです。

秋は、モロッコ人にとって大切な「デーツ」が旬を迎える季節です。
今回のコラムでは、このデーツについてお話ししますね!

 

 

【 デーツとは 】
デーツとは、ナツメヤシの実のこと。
モロッコを含む北アフリカはもちろん、中東地域でも愛されている食べ物で、乾燥させてドライフルーツにして食べます。

産地の多くがイスラム教の国なので、イスラム文化との関わりが深いデーツ。
ラマダンの断食明けに、最初に口にする食べ物としてもよく知られています。

空っぽの胃に負担をかけず、でもしっかりと疲れを癒して心を満たすには、デーツの甘みはピッタリ!

 

 

栄養価が高いデーツは、最近日本でも人気が出てきていますよね。
かなり甘いので、砂糖の代わりとして、ケーキなどのお菓子にも使われているとか。

 

 

 

【 デーツはどんなふうにできる? 】
日本でも見かけるようになってきたデーツとはいえ、ナツメヤシがどのように実をつけるのか知っている人は少ないのではないでしょうか。

これがナツメヤシ。

 

 

このテッペンの葉っぱの間に、デーツの房がぶら下がっています。

 

初めて見たときは、この枝のオレンジ色にびっくりしました。

 

夏になると、鳥や虫の被害や落下の防止のために、房ごとに袋がかけられます。

10月ごろに収穫し、天日干しで乾燥させたら、食品としてのデーツの完成です。

 

 

【 デーツの種類 】
実はデーツには多くの品種があり、見た目も味もピンからキリまであります。
これは完全に個人的な意見ですが、デーツは「トロッとした柔らかいもの」が絶対おすすめ!

 

また、デーツにも名産地があります。
モロッコで言うと、有名なのは南部のメルズーガやエルフードなどの砂漠地域。

モロッコでは、街路樹としてナツメヤシがよく植えられています。
こういうナツメヤシにもデーツは良くできているのを見かけますが、街路樹のデーツは食べられないそう。
美味しくなくて、食べられたもんじゃないとか。

 

 

【 どんな風に売っているの? 】
私がお土産として日本によく買うのは、こんな箱入りタイプ。
1kgとか2kgの箱入りでよく買います。

スークのドライフルーツ屋さんなどで、量り売りもOK。

 

ちなみにモロッコのスークでは、試食は自由!
みんな店の前で普通に食べます。

で、食べ終えたデーツの種は、店の前でポイっと捨てちゃう。
おかげで、店の前には大抵、大量の種が落ちています(笑)

 

 

【 最後に 】
日本ではまず買えないモロッコ産のデーツ。
デーツ好きな人はもちろん、美容や健康の関心が高い人には必ず喜ばれるお土産ですよ!

日本のようかんみたいに重いのがちょっと大変だけど、モロッコに来る機会があれば、ぜひお土産にどうぞ(^ ^)

【ユキ】

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次回の更新をお楽しみに~!