掃除機をかけてもずっと毛が出ます。なぜですか?
繊維や毛が抜けることを 「遊び毛」と呼んでいます。 製造の課程で、短い繊維を絡めたり撚ったりしてパイル糸にしていますので、絡みの弱い一部の繊維が遊び毛として出てきます。
遊び毛はこまめに掃除機をかけることにより 約2~3ヶ月程で次第におさまってきます。
遊び毛が気になる場合は、無理に引っ張らずにハサミで切ってください。また、遊び毛は完全になくなることはありません。
気長にお手入れしてあげましょう。

掃除機画像
汚れてしまいました。どうしたらよいでしょうか?
汚れたらすぐにお手入れしましょう。
乾いた布で汚れを吸いとるように拭き取ります。こすって広げないように注意してください。 汚れた部分の下にあて布を置きます。水で薄めた中性洗剤(おしゃれ着洗い等の洗濯時に使用する市販の中性洗剤、汚れがひどい場合は食器用中性洗剤)に布を浸し、汚れた部分の上から叩きます。
汚れがあて布に移ったら、水洗いをした布で洗剤をしっかりと拭き取り、最後に乾いた布で水分を拭き取ります。


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毎日の掃除はどのように行ったらいいですか?
【1】掃除機をかけてあげましょう。
回転式のブラシヘッドがついている掃除機はブラシの回転をOFFにしてください。
毛足の長いものはブラシに巻きつき、ラグと掃除機を痛めてしまいます。力を入れ過ぎず、優しく撫でるようにかけてあげましょう。


【2】拭き掃除をしてあげましょう。
※レザー等は薬品による反応が起こりやすいので目立たないところで試してから行ってください。
拭き掃除を行うことでラグに染み付いた汚れ・汗・臭いを拭き取り、耐久性や美しさを保つことが出来ます。
水で薄めた中性洗剤(おしゃれ着洗い等の洗濯時に使用する市販の洗剤)に布に浸し、全体を拭き取ります。
その後水洗いをした布で洗剤をしっかりと拭き取り、 最後に乾いた布で水分を拭き取ります。

【3】定期的に(1ヶ月に1~2回)ホコリの叩きだしをしてあげましょう。
天気の良い乾燥した日に半日ほど日影干しをした後、棒などでパイルの奥に入り込んだホコリやゴミを払ってください。
ラグを干す際は、裏返しにしてください。日焼けによる退色を防ぐことができます。
臭いが気になります。
扱っている素材や製造過程により、開封時に独特な臭いがする場合があります。
また使用していくうちに皮脂や汗・飲食物・タバコ等の臭いが蓄積し、気になることがあります。
そんな時は、次のような方法で対処してください。

●消臭スプレー
衣類・布製品用の消臭スプレーをかけます。
雑菌の活動を抑制する作用があります。

●干す
天気の良い日に風通しの良い所で日影干しをしてください。
消臭スプレーをかけた後に行うとさらに効果があります。

●重曹
寝る前に重曹をラグ全体にふりかけ、翌朝掃除機で吸い取ります。
重曹の粒子に臭いが吸着してくれます。
洗濯はできますか?
洗いが可能なラグ・ご自宅で洗濯ができないラグの商品タグに記載されている洗濯表記と取り扱いの注意をご確認の上、適切なお洗濯をしてあげましょう。

●ウォッシャブル商品
商品ページでウォッシャブルマークがついていれば洗濯機で洗うことができます。(※洗濯ネット使用)
→ご家庭の洗濯機で洗える商品はコチラ

洗濯ネット

●手洗いが可能なラグ
商品ページで手洗いのマークがついているラグは手洗いが可能です。
→手洗いで洗える商品はコチラ

手洗い
手洗いはどのようにしたらよいですか?
【1】天気が良い日を選びます。
毛足が長いラグは乾かすのに1日~2日必要です。

【2】掃除機やコロコロクリーナーなどでゴミを取り除きましょう。

【3】お風呂の浴槽にラグを入れて、ぬるま湯をかけます。
子供用のプールでも代用できます。
色移りする可能性があるので必ず単独洗いをしてください。
ラグが浸る高さを目安にしてください。

【4】中性洗剤を入れます。
中性洗剤(おしゃれ着洗い等の洗濯時に使用する洗剤)を使用してください。
時間がある時は1時間程度浸け置きしてください。汚れが浮き出ます。

【5】洗います。
手で押すのも良いですが、疲れるので足で踏むのがオススメです。
時々畳み直したり上下を入れ替えたりして、全体に洗剤が回るようにしてください。

【6】すすぎます。
お湯を一度捨てます。新しい水を使って、足で踏んだり手で押したりしてすすぎます。
洗剤の泡や汚れが出なくなるまで繰り返します。

【7】脱水します。
足で踏んで水を押し出します。
ある程度水が切れたら、浴槽の縁にかけて水分を落とします。
この時、ラグの対角線が縁にかかるように斜めにかけてあげましょう。角に水が集まりやすくなり、水切りが早くなります。
ラグが水分を含んでかなり重くなってますのでしっかり水を切ってあげましょう。

【8】干します。
水分がある程度切れたら、ラグを裏返して影干しします。
シワにならないように形を整えてあげてください。
裏返して干すことで日焼けによる退色を防ぐことができます。
物干し竿が2本ある場合はM字になるようにかけると風通しがよく早く乾きます。

●ご自宅で洗濯ができないラグ
洗濯ネームにこのマークがついているラグは、ご自宅で洗濯ができません。
汚れが目立つ場合は、クリーニング店などの専門店にご相談下さい。
ウール素材やジュート素材のラグは水分による縮みや変化を受けやすいため、基本的にご自宅で洗濯ができません。
しかし、いずれの素材も繊維が強く耐久性が高いため、日々のお手入れをしてあげれば十分長くお使いいただけます。

『Q:毎日の掃除はどのように行ったらよいですか』をご覧いただき、日々のお手入れをしっかりしてあげてください。
糸が出てきました。どうしたらよいですか?
製造の工程上、糸が飛び出してしまう事があります。
無理に引っ張らずに、ピンセット等で両サイドを優しく埋めてあげてください。
引っ張るとほつれの原因になります。