モロッコに住む日本人の現地コラム  vol.43

皆さまこんにちは!
モロッコ現地からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります!
 
 
 
 

【 モロッコの主婦的あるある 】

 
こんにちは、モロッコ在住のユキです。
 
モロッコで経験したカルチャーショックは数知れず。
その中でも、主婦の私にとってインパクトが強かったのが「キッチンにまつわるアレコレ」です。
 
「なにこれ、これでどうやって料理するの?」
「あれっ、なんでこんなことになっちゃうの?」
「え、マジで?それで良いの?」
日本なら何でもないちょっとしたことでも、モロッコではびっくりしてしまうことは日常茶飯事です。
 
今回はそんなモロッコあるあるの中でも、「主婦目線のあるあるTOP3」に触れてみたいと思います。
 
 

 
 
 
 
 
 
 

【 包丁がない!代わりに使うのは小さなナイフ 】

 
日本で馴染みがある包丁というと、この形ですよね。
 
 

 
 
ですが、モロッコではこの形の包丁はほとんど見かけません。
モロッコの奥様方はどんなものを使っているのかと言うと、こーんなちっちゃいミニナイフ!
 
 

 
 
みんな、このミニナイフで器用に野菜を切っていきます。
しかもまな板を使わないことも多く、手のひらで切りながら上手に鍋やお皿にカットした野菜を入れていきます。
 
ミニナイフ一つでこんなサラダも出来ちゃう。
 
 

 
 
ミニナイフを使いこなせることは、モロッコ主婦の必須スキル。
が、恥ずかしながら私はいまだにこのナイフが使いこなせません。
そのため、どこかのお家でご飯の準備のお手伝い、なんて場面ではほとんど役に立たないポンコツ主婦。
自宅では日本式の包丁を使っていて、予備用の包丁までストックしています(笑)
 
 
 
 
 

【 まるで生もの?日持ちしないパン 】

 
モロッコ人の食卓に欠かせないパン。
モロッコのパンは中身がもっちり、しっとりで、とても美味しいです。
 
 

 
 
朝食は毎日パンですし、モロッコの定番料理のタジンにもパンは必須。
「モロッコ人はパンがないと生きていけない」なんていう人も言うくらい、モロッコ人はパンが大好きです。
 
 

 
 
そんなモロッコパン、実は一つ困ったことがあります。
それは圧倒的に日持ちがしないこと!
 
 

 
 
買ってきたパンを一日そのままにしておけば、その日の夕方には硬くなってしまいます。
焼き立ては超絶品のパンも、硬くなるとパッサパサ!
まったく美味しくありません。
 
そこでモロッコの人たちはどうしているのかと言うと、パンをビニール袋に入れて外気に触れないようにしっかりガード。
ただ、それでもモロッコパンの劣化は激しく、美味しさを保てるのは2日程度。
まるで生ものみたいです。
 
 
 
 
 

【 コップは1つ。人数分なんて必要ない 】

 
モロッコ人の食卓では人数分のコップが一つだけ、なんてことも珍しくありません。
 
 

 
 
「あれっ、コップが足りない。私、持ってくるよ!」
「みんなで飲むから、いらないよ。座って座って!」
モロッコにきた当初は、こんなやりとりをしたことも。
 
考えてみると、モロッコ料理はタジンやクスクスなどの大皿料理が多くて、食後の洗い物はとても少なく済むんですよね。
 
 

 
 
もしかしたら、このコップをシェアする習慣も洗い物を減らすためなのかも?
砂漠なんかは水が貴重だから、節約するためなのかな?
なんて個人的には思っています。真実は定かではありませんが。
 
 

 
 
 
 
 
 

【 最後に 】

 
今回ご紹介した「あるある」は毎日のことだけに、日本との違いをつくづく感じてしまいます。
とはいえ、3年ほど経った今ではそのやり方にもようやく慣れてきました。
どうしても慣れるのが難しい場合(私の場合は包丁!笑)は日本のものを持ち込むこともありますが、
「郷に入れば郷に従え」でなんとかやっています。
 
 
 
【ユキ】
 
 
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次回の更新をお楽しみに~!